今回紹介する占い師は、杉並区高円寺にある美星(ビスター)というスナックのマスター。


 マスターの名は大清水高山(おおしみず こうざん)。


 その大清水氏が店の片手間で占うその占いが当たると繁盛しているらしい。


 ネットで検索してみたらオフィシャルサイトがありました。


   美星(ビスター) HP


 こちらのホムペに載ってる案内では、


 警視庁勤務、インストラクター、SP、営業マン、旅行会社経営…etc

 数種の職業を経てその豊富な人生経験と 苦行の積み重ねから、 人のプロファイリングを得意とする。 大清水高山独自の総合鑑定を行います。

 占い方法 : 姓名判断、手相、人相、オーラ。

 各芸能関係の芸名、改名、お子様の命名、企業名の占い、 出版関係のペンネーム等々の占いも承っています。
 家相、お部屋の風水、 パワーストーンやお守りへのパワーチャージ等々も人気です。


 評判の程はいかがなものかとググってみたところ出てくるわ出てくるわ。結構人気も高そうだ。


 そして料金は破格の3千円。


 これなら行って損はないだろうと電話で予約を入れ高円寺へ。。。。




 

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 高円寺駅は新宿駅からJRで6分ほど。駅南口から歩くこと約5分。




 





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 武蔵小山を思い起こすような駅前から長い商店街を通る。最近高円寺っておしゃれな場所に様変わりしたようで、下北沢といった感じの商店が軒を連ねていた。


 美星はこの商店街を途中で右折して西友を通り過ぎた先だ。

 






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 向かいにはセブンイレブンがあるので迷わず辿り着けたが扉を開けるのはちょっと緊張。この緊張感を味わうのも占いの醍醐味だったり。^^;


 扉を開けるとホムペに写ってるマスターが後ろ姿で電話をしていた。マスターが私に気付き振り返り、「ちょっとお待ちくださいね。そちらの席にお掛けください」と入り口脇にある席を案内された。そして一枚の用紙を渡され、マスターが電話中の間これに記入した。






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 『人間鑑識学』と書いてある。マスターの占術は占いにコールドリーディングを絡めた鑑定法なのだろうか、はたまた人物透視しやすくする為の手段としての聞き取り調査なのだろうか?

 どちらにしろ占いでここまで記入したのは今回初めてである。


 電話が終わり、「お待たせしました」とばかりにマスターが私の席に来た。さすがは元SPやってただけのことがあり、マスターの二の腕が私の太ももくらいあってすごい貫禄である。おまわりさんの尋問でも始まりそうな感じでちと緊張しながらセッションスタート。


 マスターは記入した申込書をチェック。さてどこから切り込んでくるのだろう。その第一声は。。


 「○○(パンダ)さんは自営で今何やっていらっしゃるんですか?」


 そこから来たか


 「えー、実はぁ。。占いの館をやってましてぇ。。。」


 「えっ、ええっ! 占いを!?」


 ここは適当にフリーターとか無職と記入しとくべきだったか。(×_×)


 今やってることを細かにお伝えし今後の方向性についてのアドバイスからお願いした。


 「まずお顔の相と手の相とあと全体的に○○さんが放ってらっしゃる波動でちょっと視てみますね」


 遠目から私の上半身を10秒間ほど視たあと次に利き手の手相鑑定。


 そしてその鑑定結果は。。


 「あのう、生まれながらにしてですねぇ。。。一般的ではないですよ」


 「。。。あ、そうですかぁ?!」


 「ええ。ごく普通の公務員、サラリーマンをやってですね、タイムカードを押して言われた通り生きていればそこそこに食っては行けるだろうっていう世界でではですね、あのぉ、生きられない人なのかなぁという気はいたしますよね」


 「確かに気持ちはそうですね」


 まぁ、当たってはいるが、占いの館やってますと聞かされれば返す言葉としてはそれらしい回答かもしれない。しかし、ここで面白いことをマスターは言い出した。


 「そのー、その割にそうですねぇ、極端なオーラを持ってまして、野心家のオーラも持ってるし。。まぁ野心家でいながら安全を取ろうとするんですね」


 「そうですね、公務員みたいに」


 「そうですね(笑)」


 「。。。。。」 図星だが、これは表情から読み取った鑑識なのだろうか?


 そしてマスターは不思議なことを言い放った。


 「ただあなたは、どんな悪いことをやったとしてもですねぇ、外れない。悪い親分に付いたとしてもですね、あなただけは懲役を免れるという典型的な手相なんです(笑)


 「えーー!! 手相ですか!?」(;゚Д゚)!


 「手相とオーラもですね(笑)」


 「そうですかぁ~」 確かに手相に神秘十字線がビシッと入ってる。でもこういった例え方されると結構ラッキーボーイになった気がして嬉しいもんだね。(*´∀`*)


 「どちらかというと、頭脳プレイで勝負されたほうがいいと思いますよ。常に最悪の状態の中でもその中で最善を取るというですね、失敗したとしても出来るだけ損失が少なくなるようなことを考えられるというその計算の高いところがですねぇ、あるような気がしますねぇ」


 「ほお~~」 簿記の学校通ってたこと伝えてないのに。


 「えー、まだですねぇ、発展途上中の運気を持っていますので、『自分は何のためにこの世に命をもらったのか』、『俺は何者であって何をやらなければいけないのか』、『何をするために俺は生きているのか』、ってことをまだまだ自分探しの旅をしているトラベラーなんですよね。だから出会う人間によってですねぇ、後の考え方、方向性をですね、まだ目まぐるしく変わる可能性がありますね。で、あのー、手相自体に海外線が出ておりますので、なにもあなたが好んで日本にずーっとね、居続ける必要もないということなんですよね。チャンスがあれば自分を評価してくれる財団だとかそういう力のある人間がいればですよ、あなたはどのようにでも変化は出来るというですね、心構えは持っておられるんですよね」


 「あっ、そうですかぁ」 思い出すと海外へ行くといいというのは何度か言われた経験があった。


 「いずれにしてもまだ発展中の運気ですので、世の中の政治経済の価値観変わり目になればなるほどですね、面白い答えを出していけますよ」


 「はっ、はぁ。。」


 「だけど世の中の資本主義者の延長で皆が頑張れば頑張った分だけなんとかなるという社会の中だとどうもね日の目は見ないですけれども、何でもかんでも一回壊れかけようとする社会の方があなたの場合はチャンスが大きく広がると思いますね。で、人間は疲弊して『どうしよ、どうしよ』と頑張んなきゃいけない時にね、人間は自分自身の心が折れそうになった時に方向性だとか何をすれば自分は浮かばれるのかとかそういうこと考えるんですね。そん時にね、100万、200万のダイヤ買えなくてもですね、1万、2万のですね、自分を守ってくれる石であったり、あるいは3千、5千円で自分の方向性を示してくれる言葉(占い等!?)であったりそういうことでですね、すがる人が2013年から膨大に増えて行く様な気がしますよ」


 「あー、そうですかあ、ほお~」


 「尚且つですね、自殺者の数がこれから圧倒的に増えていきますからね・・・・・(途中省略)・・・・・・交通事故の死亡定義っていうのは、事故が発生してから24時間以内に死んだ人のことを交通死亡事故って言うんですね。24時間と5分後に死んだらカウントされないんですよね。実は1年間に4万人以上の人が死んでるんですよね。だから数字のトリックっていうかマジックなんですね。世界中で言うと300万~400万人の人が1年間に死んでるんですね500人乗りのジャンボがですね1年間に8千機墜落している計算になるんですね。それを考えるとですね、あなたのような不思議な考え方、モノを見れる方はですねえ、既存のセオリーの中だけで物事を考えるのではなくって。。。(ここで電話が鳴り一端中断)。。。一般社会の通念上の常識、様式、今まで是であったものが非になり、非であるものは是になるというですね、既存のセオリーが一回壊れる時代になりますからね。ってことは、来年以降あなたにとってはとてもとても面白い時代がやってくるんだね」


 「東京はそろそろ終わるんじゃないかなと思って西にちょっと移動しなきゃならないかなと。。九州とか関西などに。。そういう気持ちがあるんですよね」


 「あのね、あなたはですね、これは私の考えですからね。東京という船が沈没船だったとしますね、一番最初に非難しないほうがいいですよ。沈没船っていうのは、船長と機関長は必ずお客さんとクルーを海に避難させてね最後まで残るんですね。残るのは何で残るのかっていうと実は船の中に宝物があったりですね、色々あるわけですよ・・・」


 「4号機が倒壊したら東京ももうダメだと言われてるんですよ。今後病人が増えてくると思うんですけど!?」


 「それでもですね、残ったほうがいいですよ」


 「私の場合は!?」


 「そうそうそう、これは完全に国家レベルでもってですね、『もう東京には住めません』って言われるまでですね、東京にいたほうがいいですね。変な言い方ですがね、ここまで来たらですね『腹くくれ』って言いたいですね。腹くくったほうがいいですよ」


 「はぁ。。。」 だけど、来年から価値観が変わると言われると東京にいるのも不安だなぁ。


 「で、その不思議な直感力というか、『これはこうなるんじゃないか?』だとかね、心のバリアーみたいなのを持っていらっしゃいますので、最終的にこれはアカンなぁっていう時はですね、必ず自分の中でいきなりダウンを下す時があると思います、それまでは『どうなのかな?』って時はまだいたほうがいいですよ」


 「はい。。そうですかぁ。。。分かりました」


 「ここまで来たらですね、時代の変わり目、世の中の変化っていうのをね、『おおっ、こうなるのか!』っていうのをですね、腕組みしながらですね、高みの見物で見たほうがいいですよ。時代の変革の立会人みたいに見届けたほうがいいですよ」


 残っていいことあるのかなぁ。。。


 「あと今後、手に職つけて何か別の仕事を本業としてやるべきかと。。。」


 「いや、あなたはですね、一生懸命汗を流して現場の仕事はやらないほうがいいですよ


 「うーむ。。色々やったんですがダメでした(苦笑)」


 「止めたほうがいいですよ。やるとすれば、箱を借りてですね、皆が集まるサロン作りをやったほうがいい。いろんな業種の人が集まって、そこで何でも言い合えるサロンですね。コミュニティサンロンみたいな場って必要だと思いますね


 「ほお~」


 「あなたはトラベラーですから、時間とお金があるときに転々といろんな所を廻って外側から日本を見るだとか現地に行って何かを感じるだとかね、そういうメッセンジャー的な仕事がよろしいんじゃないですか


 「はい。。ほぉ~」 こういった生き方は平池来耶さんをはじめとする何人かから前世でそんな生き方だったとアドバイスされたことがあった。


 そして次に恋愛相談へ。。。


 「女性はねぇ、やっぱり年上がいいですよ


 「あっ、ほぉ。。。確かに年上の方が楽なんですよ」


 「あなたのことを理解してくれて、『それでいいんだよ』ってね言ってくれるあなたを自由にさせてくれる女性がいいです。年下の女性だとあなたが逆に突っ込まれてイジられる可能性がありますから。『もっとこうしたほうがいいとか』それやられるとたまったもんじゃないですよ


 確かに確かに。恋愛相談は男同士に限るかもなぁ。(*´Д`)スッキリ


 「女性との出会いも含めて2013年ですか?」


 「出会いは必ずあると思います。2013年は確実を求める時代なんです。今までは、『俺が俺が』、『私は私は』で生きて来れたんですね。でも2013年から今まで10出来たものが半分以下しか出来なくなってくるんですね。弁護士、公認会計士、税理士、それから高等裁判所の判事、検事、もう有り得ないぐらいトップの国家資格を有する人ですら食えない時代ですよ。迷う時代ですね」


 「ふう~む」


 「だから来年は、信頼できる者同士がひとつの価値観を共有し合うというコラボレーションの時代です。だからこそチャライ、ただカッコイイだけの人間はこれアウトなんですね。この人だったら地味だけれども間違いなく末永く関わっていけるだろうってね、『なんかあっても認めてくれるだろう』とか、そういうホスピタリティのオーラがある人でないと恋愛や結婚の対象にならないんですよ



 ホスピタリティってなんぞや? 病院とかそっち系か?? と思いググッてみました。



ホスピタリティとは


「ホスピタリティ」とは、「思いやり」「心からのおもてなし」という意味です。
 
特にサービス業でよく使われております。


形や行動などで示す「マナー」は

相手に不快感を与えないための最低限のルールです。


そこに「心」が加わると、ホスピタリティになります。

深い心地良さが加わることで、信頼や信用、安心感が生まれます。



サービスとホスピタリティの違い


サービスの語源は、ラテン語のServus(奴隷)です。

それが、英語のSlane(奴隷)Servant(召使い)という言葉から発展しました。サービスは語源の通り、サービスを受ける立場が主であって、サービスを提供する方は従ということで、主従関係がはっきりしていると言えます。


一方で、ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospics(客人等の保護)です。
それが英語のHospital(病院)Hospice(ホスピス)と色々な言葉に発展したのです。


これらは対価を求めているのではなく、おもてなし・喜びを与えることに重きをおいている点が大きくサービスと違います。ホスピタリティにおいて重視されるのは、人間性や信条、個性、感性などであり、報酬を求めての行動ではありません。

おもてなし・喜びを通じて、報酬は結果としてついてくるという考えです。。



ホスピタリティにつながる3段階のサービス


第一段階のサービス


当たり前であり、当然しなければいけないサービス

 

第二段階のサービス


お客様の満足度を高めるサービス

「気くばり」が含まれた、良い印象を与えるサービス。

 
カスタマー・サティスファクション(顧客満足)につながる。



第三段階のサービス


お客様がして欲しいことを真剣に考え、お客様が求めている要望を超えたサービス。

自分の親友や家族に接する以上の気持ちをこめて、お客様に最善の試みを行う。


単なるサービス提供ではなく、第三段階につながるようなサービスを提供することが、お客様の満足につながり、売上げ・利益向上を達成することができる。


                                  『ホスピタリティの極意』より一部抜粋



 プチなアセンションといったところでしょうかね^^


 確かに恋愛・結婚に限らず占い師の世界でも言えることで、当てるだけで飯が食えるほど甘い世界ではない。『ホスピタリティ』というこういった言葉をきちんと知ってるとはさすがは人気占い師だ、感心させられてしまう。(^_^;)


 「あなたはね、2013年以降は一見地味でおとなし目かもしれませんけれどもね、ちゃんと落ち着けるそういうオーラを出していけばですね、出会いがない方がおかしいと思います」 


 「はい♪」 来年が楽しみだなぁ(*´∀`*)


 熟女の皆様、是非ともパンダを彼氏にご応募くださいませ。(*´ω`*)

 

 このあとはオーラ、健康運、ラッキーカラーの鑑定へ。


                                   。。。。。。後編へつづく

 


 このブログサイトにつきましては、パンダが興味を持った占い師や商品に対して、実際に体験したり商品を使用して、その時にパンダ自身が感じたことをストレートに表現している感想文にすぎません。そしてまた、パンダが見聞した様々な事柄に対する評価は全ての人に値するとも限りません。占い鑑定に行かれたり商品を購入される事に関しましての保障は一切致しかねますので、十分ご検討の上、読者様の自己責任にて行動願います。


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