パンダroom2

　読者Ａさん（３０代）からの質問

　｢占い師に向いているか、なれるか、なるべきか？　そしてなるとすれば、いつ頃がいいですか？｣

　実はこのＡさん、アンダルシアさんの時の読者Ａさんと同一人物である。

　　　パンダも駆け込む占い師　アンダルシア

　イリヤさんの場合、生年月日は必要としないらしく、｢氏名｣と｢年齢｣のみで占うようで、生年月日を年齢に計算していた。

　｢○○○○（Ａさん）さん。ふう～～ん♪　分かりました。カワイイね～、悩みがあ｣

　｢。。。。。。｣

　｢○○（パンダ）さん、やさしいねー｣

　｢いえいえ、いえいえ｣　褒められてしまった　

　ここで、カードを回しているイリヤさんにちょっと質問を投げかけてみた。

　｢１日どのくらいお客さんがこられるんですか？｣

　｢ええっとねー、バラバラだけど６人７人はキツイ！｣

　｢ふう～ん、まあそうでしょうねー｣

　｢うーん、３人でもキツイ時がある。その日１日死んでる状態（笑）｣

　｢毎日そんなに来るんですか？｣

　｢来ますねー。うん、来るんでねー。疲れない相談の人もいるんだけれどもぉ、疲れるんだよねー、うーん。疲れますねえ、占い師は。だから先ず、占い師に向いてるかは体力かも｣

　｢そうかもしれないですねぇ｣

　ここでまた話が逸れて、美容の秘訣について聞いてみた。。

　｢なんか美容の秘訣ってあるんですか？｣

　｢特には何もないんですよぉ｣

　｢私も結構若く見られるんですよ｣

　｢うん、うん！　凄い若いですよねえ、そう思います！！｣

　｢私達、なんで。。。遺伝子の関係でしょうかねえ！？｣

　｢だと思う！　私の母も若く見えるの｣

　｢そうですかあ～。。。。食べ物がどうこうって関係ないですよね～｣

　｢。。じゃないね～！｣

　おー、意気投合

　ここでカードの展開が終わり、イリヤさんは質問の回答に入られた。。

　｢あのー、占い師に。。。向いてると思うんですねえ｣

　｢ほお、ほお、ほお、ほお！　はい｣　アンダルシアさんと被った。

　｢でぇ、あのー、その理由としてはー、あのお、この○○さんはあ、『人に影響力を与えたい』と出ているんですね｣

　｢は～～｣

　｢だから、占い師、じゃなくても、別に講師とかあ、何らかのアドバイザーとかあ、人と接する仕事が合っているのでえ、あのう、占い師も、向いています！｣

　｢ほ～｣

　｢そして～、もうひとつぅ｣

　｢はい｣

　｢あの～、様々な人と係わる中で人間というものを理解していきたいと思う。だからぁ、どうしても人と接する仕事に就かないと、『魂が許さない』っていうの！？　だからそのひとつの切欠として占い師だった｣

　｢なるほど～｣

　｢だから～、あの、『なるとすれば、いつ頃がいいですか？』って書いてあるけどね、別に占いの技術に自信がなくっても～、あの今直ぐにでも占いの仕事をされても良いと思うんですね～｣

　｢へえ～～。それだけお客さんを満足させて当てる実力があるっていうことですかね？｣

　｢今は無いです｣

　｢あとどのくらい学ばなきゃならないんですかね？｣

　｢でも、私も～、２０年前ね、今思えば『全然実力なんて無かったな～』って｣

　｢もう２０年になるんですか｣

　｢うん、そうなの、２０年になるのね～。ただねえ、占いをするのが好きだったのよね～｣

　｢ふうぅーーん｣

　｢またその時の当時のお客様方、今でも来てくださってるんですねぇ｣

　｢ふ～ん｣

　｢だからその人達が一番分かっていると思いますよ。今と比べれば全然実力が無かったことを分かってる！　それでもお、その時はそのレベルで大丈夫だったんですよ、お客さん達も。だから、『これだけのレベルが必要』ではなくってぇ、『これぐらいのレベル』でもぉ、このレベルに合ったお客さんとちゃんと出会うようになっているからぁ、それよりかはぁ、『桃栗三年、柿八年』じゃないけどぉ、やりながら勉強なさっていったほうが覚えが早いからぁ。。だから占い師だとそれが通用すると思います。占い師っていうのは、当たるとかではなくって、いかに親身に聞いてくれるかっていう！？　あとは励ましの言葉だったりするんでぇ。。また不思議と当てられるようになっていくからあ｣

　｢ああ、そうですか｣

　｢だから問題はね、『好きだったらやれば良いわ』っていう感じ！？　何も恐れることはなくって。。。凄く考え込んでいる様子が出ているんですね。それより彼女へのメッセージとしてはあ、『とにかく行動あるのみ！』。あれこれ考えても解決しないから『やる！！』。これは彼女の人生全般において言える事なんじゃないかなっていう気がするんですね。あとお、あのー、凄く『幸せになりたい！』というふうに出ているんです、彼女自身が。で、それは恋愛というかパートナーとの関係において幸せになりたいっていうのが他の方よりも人一倍強く出ているんですね。だから占い師になって様々な人の恋愛の悩みを聞いていく中で、『あっ、こういうふうにしたら恋人に捨てられちゃうんだな』とか、『こういうふうにすれば、愛されるんだな』っていうのを自分で分かっていくので、あのー、○○さんの恋愛面においてもプラスになっていくと思うんですよね｣

　｢ふ～～ん｣

　｢だから、『占い師になるべきか？』っていうのは、みんなにとって必要ではなくって、○○さんにとって必要なんじゃないかっていう出方なんです｣

　｢恋愛面にとって必要？｣

　｢ん？　愛、『愛』｣

　｢結婚はもうしてるんですよ｣

　｢でもそれでも悩んでいるんですよ、『愛』について。だから、『恐らくもっと自分に合った男性がいるんじゃないか？』だとか、そういうことを思っているんじゃないかと思うんですよね、意識しているかしていないかは分かりませんけど｣

　｢この人に占ってもらったことってあるんですが、あの～、結構当たってたんですよ。この世界玉石混交で、当たらない占い師にはなってもらいたくないっていうのはあるんですよね｣

　｢でも彼女は真面目な方なので努力されると思うよ～｣

　｢そこそこお客さん取れるレベルまで達しますか？｣

　｢ちょっと占ってみましょうか～｣

　｢占いで満足して帰れる人って、先生みたいな方含めて一握りだと思うんですよね～｣

　｢そうですか～、色々と周られたんですね～｣

　｢だって、１回に何千、何万っていうお金を数十分、一時間でね、なので満足させられなければっていうのはありますよね～｣

　｢そうですね～。でもね、それだったら若い方対象に占いしていれば。。若い方は逆に深い話は｢イヤ～｣っていうから｣

　｢ふーん｣

　ここでイリヤさんは新たにカードを展開した。

　｢だから対象ですよね、どこで占うとか。。。。でも頑張ってますよ彼女は。成功したいんだと思う、凄くね～。。。このカード（ＪＵＤＧＥＭＥＮＴ）が出たからぁ、大丈夫よ！　これ写してあげて～、凄く喜ぶと思う。。。報われるから。。。。。良い占い師になるわ｣

　｢ほ～｣

　｢だからゆっくりね、ゆっくり。頑張ってればチャンスが来るから。長いわよ、道はねぇ。それより～、無理をしないことかな～。神経を擦り減らさないことよね～｣

　｢ありがとうございました｣

　｢まあ、なんて優しいんでしょう、読者の方に｣

　また褒められた

　読者Ａさんからのコメント

　次回は読者Ｂさん編をお送り致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。。。。読者Ｂさん編へつづく

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