「買ってはいけない」や「第2の江原を探せ!」でお馴染みの山中登志子さんから先日、占い師の覆面取材に来ませんかといったメールを頂きました。
山中さん自ら店長を務める「占いスペース 桜」にいる霊能者で、十年程前に電話占いの「OSA」で、ローリー・アルスターという名で在籍し、当時は超人気だった霊能者がいるという。
その占い師は現在、薔薇(そうび)という名に改名して昨年の秋から縁あって「桜」に在籍しているという。
そんなことで、「取材に来てみませんか?」といった依頼を受けた。
パンダとしては、霊能者もスポーツ選手に近いものがあるから、「今はもう廃れちゃったんじゃないの?」といった気持だった。
でも、「第2の江原を探せ!」で道場破りをしてきた山中さんが、「あの本で取材していたら☆がいくつになっていただろうか」と絶賛していることもあって、「薔薇さんには覆面取材ということでしたら」ということで今回お引き受けすることにした。
その薔薇さんが所属する「占いスペース 桜」へと花粉症の酷い真っ只中マスクをして、ここ八王子から中央線で1時間掛けて新宿まで赴くのでありました。。
地図を見ると場所は、「ヨドバシカメラ 北館」のちょっと先にあるようだ。
あった、あった、ここのビルの4階のようだね。
ビルの入り口脇に所属占い師を紹介した紙が張られていた。
4階へ上がり店内へ入ると直ぐ脇にも占い師を紹介した紙が張られていた。
奥から店のスタッフが出てきて申し込み用紙を差し出され記入。
記入したのは氏名と生年月日のみ。
そしてすぐ後ろのブースへ案内されるとそこに薔薇さんが居られた。。
どこでもそうだが、占い師は皆昔の写真がお好きのようだ。
《 追 記 》
頭巾の写真は半年前に写した写真だそうです。ホントかよ?
さぁて。。と、前置きが長くなったが、いよいよここから30分間の鑑定のはじまりはじまり。。
先ずはじめに薔薇さんから名刺を頂きスタートした。
先ずはオーラリーディングが得意そうなのでオーラの色を聞いてみることに。
「ちょっと珍しい色なんですけれども、あのぉ濃い緑に茶が入っている感じですね。緑っていうのは、平和を愛する色で意外と。。何て言ったらいいのかなぁ。。ぶつかり合いとかそういうことを避ける傾向があるんだけれどもぉ、でも意外と長生き傾向っていいますかね(笑)、そういうものがあります」
「長生き?」
「長生き! 長寿傾向。ただ茶が入っているのでちょっとぉ、『お体が弱いのかな』っていうのがありますね。だから大病っていうかぁ、・・・っていうのが出てますねぇ」
う~ん、うかつにも大事なところ「・・・」が聞き取れなかった。
「長寿って何歳ぐらいですか?」
「大体90とかぁー、それぐらいは軽くぅ。。行くんじゃないでしょうかねぇ(笑)」
体中、あっちこっちガタがきてるってのに、この世で長く生かされてしまうのかぁ。。。しかし、「長生き」って、森奈緒美さんと同じことを言うなぁ。
「あと、う~~ん。。ちょっと迷いやすいという傾向が視えているのでぇ、そういうのは『茶』がフラフラしているっていう感じ」
「茶って、例えば焦げ茶色とか。。」
「明るめの茶色ですね」
「薄い茶色?」
「薄いっていうか赤っぽい茶色、焦げ茶まで行かない茶色ですね」
「ラッキーカラーとかは?」
「大体オーラの色っていうのがラッキーカラーなんですよ」
オーラの色=ラッキーカラーというのは、人によって違うらしい。
「あ、そうなんですか!?」
「それを身に付けると結構良いことが。。」
「緑!?」
「緑!」
「コレ(緑色のセーター)着てるからだとか!?」
「緑ですね~(笑)」
「黄色い服を着ていたときにオーラを視てもらったことがあり、その時は『黄色』って言われたことが以前あったので、もしかして洋服の色が出ちゃうのかなと思って!?」
「いえ、いえ、いえ~、今まで拝見してきた中では同じ服を着ていた方のほうが珍しいです」
「あ、そうなんですか!?」 うーん、ホントかなぁ!?
「でもあなたは鮮やかなグリーンなんですね。なんで、鮮やかなグリーンの小物を持ち歩くとか、そういう感じで」
占い師巡りを始めた最初の頃、珠里亜さんや五味さんに「明るめの緑」だと言われたんで被ってるな。
「ラッキーカラーを聞いたんで、ついでにラッキーナンバーとかラッキーアイテムなんかも聞いておきたいんですが?」
「ラッキーナンバーは『1』」
「何で『1』て分かるんですか?」
「私の場合はぁ、あのぉ、頭(薔薇さんの頭)の後ろに映像が見えるんですよ。で、数字が見えてきたりだとかそういうふうにして視てますね」
「ふ~~ん。。。」 ビーナス高木さんの言う「5」やアンダルシアさんの言った「6」とはまた違う数字を言われてしまった。
「はぁい、うん。。」
「じゃあ、銀行の暗証番号とか携帯の番号とか『1』がいっぱい入っていたほうが良いと?」
「そうですねえ、うーん、例えばキャッシュカードに『1』が沢山入っているとお金が入り易いとかぁ、そういうちっちゃいことでもまた違いますからねぇ、うーん」
「5とか6じゃなくって『1』?」
「『1』!」
「はぁ。。。。。」 誰を信じればいいんだか。
「元々持っていらっしゃる『気質』によるものなんでぇ」
「例えば自分のマイナス部分を埋める数字とはまた別のことなんですか?」
「数字でマイナスの部分は埋まらないですねぇ~」
「ああ、そうですかぁ」
「あの~、メインのマイナス面って言うのはぁ、あのぉ。。。ちょっと情緒が不安定。なんですかねぇ、凄く考え込むこともあればぁ、バッと動いてしまう時もあるんで、凄く落差が激しいですね。考え込む時は凄く考え込んで底まで考え込んじゃうんですけれどもぉ。。(笑)でも、楽観的な時は変に楽観的で何にも礎がないのにぃ、ポジティブシンキングになったりだとかぁ、するんですよね」
「。。。。。。。」 大当たり
「そういうところをカバーするのはぁ、逆に数字ではなくってぇ、ご本人がちょっと気をつけるだとかぁ、そういうほうが有効ですねぇ」
「なんか身に着けていたほうが良いラッキーアイテムだとか、部屋に置いておいた方が良い。。そういうのってあるんですかねぇ?」
「あのぉ、一番先に浮かんだのがボールペンなんだけれども」
「ボッ。。ボールペン?」
「うん! ちょっと高級なボールペン。シルバーとかああいう感じのボールペン」
「例えば、『緑』が良いって言うから、緑のボールペンが良いとか?」
「ボールペンはシルバーが出てきたので、シルバーが良い。例えばですけどぉ、あのぉ~。。。緑の置物とかぁ、そういうものの方がラッキーアイテムとしては良い」
「カーテンは緑なんですよ」
「カーテンが緑だとぉ、部屋が暗くなりませんかねぇ?」
「あぁ、そうですかぁ?」
「最初、カーテンって浮かんだんですがぁ、『ちょっと暗いだろう』っていう~、部屋は透視していなかったんでぇ、カーテンって思ったんですけどぉ」
まぁ、確かにカーテンのせいではなく、部屋は日当たりの良くないので明るくないというのは確かだなぁ。
「以前テレビで(霊能者が)、『緑のカーテンは魔除けになるから良い』っていうのを観たことがあってぇ」
「うーーん。。。」
「黄緑なんで、そんなに暗くはないんですけどね」
「うーーん、魔除けに黄緑って有り得ます?」
「魔除けに『緑』」
「緑!?」
「それがホントかどうか分かんないけどぉ」
「ええ。それは初耳ですねぇ」
「黄色とか赤のほうが良いってこと?」
「あのぉ~、これもちょっと部屋が暗くなっちゃうと思うんでうけどぉ、水色っぽいカーテンとか。。冬だとちょっと寒いですけどねぇ。あるいはあのぉ、グレーとかぁ、寝室とかワンルームだとぉ、良いですねぇ」
「ラッキーカラーは、対照的な色のほうが良いと思ったんですけどぉ。緑の保護色の赤とか。やっぱり自分のオーラの色のほうが良いんですか?」
「はい、反対色だとぉ、補う効果はあるんですけどぉ、赤というのは攻撃的な色なのでぇ。。」
「ちょっと色抜いてピンクとかオレンジとか?」
「うーん、オレンジとかだったらまだ。。でも色でフォローするってことはぁ、あんまりないですねぇ。オーラっていうのは持って生まれた色なのでぇ」
「変わらないんですか?」
「変わらないですねぇ。よっぽど悪いことするだとかぁ、よっぽど凄い良いことするとかそういうことがなければ変わらない」
「そうですかぁ」
「はぁい」
「メインは緑?」
「メインは緑で茶色が入っていますね~」
「私、言われたことありますよ、『緑』って」
「う~ん、『人を愛する』っていう凄い良い要素があります。そのかわりに強く言えないところがありますので、それできっと『赤』を欲しがるのかもしれないですね。ハッキリ言う時は言うんだけれども、その言うまでの期間が長いっていうか、悩む。。もの凄く悩むんですよねぇ、う~ん。。う~ん。。。う~ん、だから。。」
うっ、図星である
「そういうのは、克服する方法ってのは例えばなんかありますか? やっぱシルバーのボールペンとか緑の小物とか!?」
「自分の味方をしてくれる物を身の回りに置くことによって、自分が安定する。そうするとぉ、発言するまでの期間が短くなるとかぁ、もう少しパッと言えるようになるとかなりますねぇ、う~ん」
時計の針はまだ10分程度しか回っていない。10分程でここまでアドバイスをしてもらえるのは非常に濃いセッションである。
そして次の質問では、「前世」と「守護霊」を教えてもらうことにしました。
。。。。中編へつづく
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そしてまた、パンダが見聞した様々な事柄に対する評価は全ての人に値するとも限りません。
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