知人Aさんと同じく、引き続き今度は知人Bさん(30代 女性)を占ってもらうことにしました。
知人Aさんの鑑定が終わり、次に私は知人Bさんの名前を紙に書いて渡した。
「この女性(知人Bさん)にアドバイスを貰いたいのですけれども」
「はい。。。。この人、どんな仕事してるの?」
「○○です」
「○○ね、はい。。あのねぇ、ややさっきの人(知人Aさん)よりかはね、接客には向いている。まぁ、そんな迫力ある人ではないんだけれどね。。。こじんまりとしていて、割と的確な所があって、迫力あるタイプじゃないんだけれど、ややお客相手には向いているでしょう。ただ、結構気にするのよ、簡単に言うと『上司に嫌われたかしら?』、『あの人にどの様に思われているかしら?』とかね。割に気にするんです。ちょっとした事で『嫌われているんじゃないか?』って」
「元気があって、明るい感じの人なんですけれど!?」
「あ゛ぁ、あ゛ぁ、あ゛ぁ、あぁ、あぁぁ。。。違うね」
「最初、○○の仕事だったんですけれど、○○の仕事に回されちゃったワケなんですよ、それでちょっと悩んでいるようで」
「あっ、あぁ、だからさっき言った『それちょっと私出来るよ』って、周りは、『出来るんだからいいじゃない』って言うんだけれど、『私ちょっと負担だわ』って、さっき言ったように。『堂々とお客に説明出来たじゃん』、『だけど、ホントは嫌なのよ』ってね言う所で、やっぱそういうちょっと客向けには不安は出ちゃうのよね。でも、やればやっちゃうのよ、うん。で、それで悩んじゃっているか。。。う~ん」
「辞めるとは言ってないんですけれども。。」
「負担感が強いんだよね、自分でやっているくせにね、負担なのよ」
「学生時代からスポーツしていて、体もガッシリしていて元気で明るくシッカリしているんで、安心してみられるタイプかなと思っていたんだけど。。」
「僕はねぇ、ホントにそのぉ、こう言っちゃ悪いけど今のままで素晴らしい運を掴むかっていうと意外にそうでもない。でも周りはシッカリしている様に見える。でも本当はシッカリする演技をせざるおえない。例えば、幼児体験だとかね。本人の気の弱さは僕は伝わってきますね」
「あぁ、そうですかぁ」
「うん」
「彼女も今結構、辛いと思うんだけれど、それでも明るく元気にしているんですよ。自分は顔に直ぐ出ちゃうんで、その点、彼女は強いのかと。。。それで、彼女はこの職場で働き続けていてもいいのかなぁって。。」
「僕、ここでちょっと(知人Bさんの名前を)触っていてねぇ、意外に意外にね、例えば、よくそうだなぁ。。中小企業の社長さんなんかでケラケラ笑ってて、裏で実は、うつ病だったとかね、不安だったのかぁ、とかね、皆で楽しもう! とか言って楽しんで帰った時、実は落ち込んでねぇ、あぁ、疲れたなぁ、って落ち込んでいるタイプの人もいますけど、ややちょっとそれに近いとこありますねぇ、この人」
「今の仕事は頑張れと言ってあげた方がいいのですか、それとも辞めた方がいいといってあげるべきですか?」
「ひじょ~にそれは難しい質問ですねぇ、あのねぇ、この人はねぇ、あえて言えばね、例えば電話の受付だとかね、まぁ、その程度で負担のない。。例えばそうだなぁ、パートで週三回とかね、その時間帯だけは、電話受付の人、明るい人だねぇ、とかね。負担の掛からない仕事でいかにも責任を取ってくれそうだけれど、いや、お客にとっては、『そうなんだぁ』ってね、話が上手いじゃない、って、そういう仕事があればそういった所へ行ったほうがいいの。バックがいてね、『社長なら直ぐ来ます』とかね、だから秘書的な。。勿論、裏に社長がいるから自分が決めなくていいわけよ。信頼できるバックが後ろにいるような窓口で仕事をするのはいいんだけれど、それがいない時にね、ちょっとトラブルがあった時にどうしていいか分からないと。。『おおっ! 早くしろよ』とかお客に言われたりとね、そういう負担感は、ひじょーーに辛いんですよ」
「あ。。そうですかぁ」
「まぁ、この人も、もうちょっと強くなって欲しいと、僕は思う。。んだがぁ、そのイメージとね、開き直りね、そういうものを付けて欲しいと思うんですけどぉ。。。今直ぐには、やはり無理なのかな、と。。。そうするとぉ、まぁ、辞めてもしょうがないかなぁ、と。その代わり、ちょっとね、逃げばかりじゃなく、まぁ、人並みにもうちょっと表に出ながら負担の少ない世界にね、探してごらんと、人並みに人前へ出ることは努力、訓練してごらんと僕は言いたいですね」
「ああ、そうですかぁ」
「だけど今、負担感が胸にすごく伝わるからぁ。。。あぁ、ホントに辛いんですよ、これねえ。。。なんか、この、気の弱いって言うか、簡単に言ったら、例えばそうだなぁ、車なら、見事なレーシングカーでも軽自動車ですよ、形は見事に出来ている、でも軽自動車みたいな、何百キロとか飛ばせるかと思ったら、いやいや、軽自動車だった、みたいな」
「ほぉ、ほぉ~」
「そこなんです、そこなんです、問題は! 僕がアドバイスするんだったら、秘書ね、秘書っていっても中小企業のちょっとした秘書とかね、そういうのからスタートしてごらんと言いたいな」
「なぁ~~んか、本人でも言ってましたよ、やっぱり! 自分でもちょっとね、『見た目とは違って弱いんだぁ』ってね」
最後になって私は思い出したんだが、出会った当初は確かに本人自身も、見かけとは違い、結構弱い性格だと言っていたのであった。
この知人Bさんは、宿曜占星術で「壁宿」にあたる星。
壁宿は、確かにアシスタントや裏方など縁の下の力持ちといった仕事が向いおり、適職の一覧にも「 秘 書 」という文字が記されていた。
勿論、千田さんには、知人Bさんの生年月日は伝えておりませんでした。
。。。。「霊能力者編」へつづく