ここまでは、「過去の歴史」、「日本の未来」と続けて質問してきましたが、次にパンダの身近な人物に焦点を当てて透視をしてもらいました。

 私は、頼まれてきた知人Aさん(20代 女性)の名前を紙に書いた。。

 「こちらの女性に頼まれたんですが、悩みの内容を先にお話ししたほうがいいですか?」


 「ちょっと、ガッと視てから。。先入観が出ちゃうんで。。。。割りにサラッとしていてネチッこくないし、例えば誰かさんにバッシング受けても『まっ、いいか』ってところもあります。表は柔らかいですね、裏ではちょっと気にしてもね、すごく明るくしゃべる人ではないけれど、客向けが向いてないわけではないんです、こういう人っていうのは。淡々としているっていうかな、それを上手く活用すれば接客的なものも悪いわけではない。ちょっと神経質な所もあるんだけれどね。。だけど、忘れるのが早い所もあるにはありますよね」


 「今、別の会社から声が掛かっているらしいのですが、この会社で働いてもいいのか? っていう事らしいんです」と言いながら、私はその会社名を告げた。


 「もうひとつ、何ていうかなぁ。。簡単に言うと自信がないんですよね、この人ねぇ。だからぁ、その、変な言い方、オタク的に内側で波風立てずに仕事をしたいタイプなんですが、コツコツやるのでぇ、場合によっては期待されたりするんですよ。ただあんまり期待されると今度は不安になって『ちょ、ちょ、ちょっと、あんまり期待しないでよぉ』っていう所があって、それから体動かすことはあんまり得意なほうじゃない。あのぉ、楽に動かすのが丁度いいタイプだよね。やっぱりこうね。。。でも、変な言い方。。この人、こっから今逃げたいと思っているとこあると思うんだけれどぉ。。。ストレスっていうか、本人は真面目に真面目にやるんだけれどぉ、真面目にやっている分、ちょっとねぇっていう。。で、今度は期待され始める。。」


 人物像や現在の心境がよく視えておられるようである。


 「その理由がぁ。。ちょっとこの人との関係なんですよね」と言いながら、私は知人Aさんが敬遠していて同期に入社したという同僚(60歳位 女性)の名前を書いて見せた。


 「うん、うん、うん、うん。。。。。。はい。。。。この人何してる人?」


 「同じ仕事で年配の方なんですが。。」


 「。。。。あのねぇ、割り切れないものを割り切るんですよ、この人(同僚Bさん)はね。例えばね、先輩にね、誰か先輩が『こうしてもいいよ、ああしてもいいよ』って言ったとする、命令がね。でもこの人は割り切れないものを割り切るの。『あの先輩はaと命令したのよ、何で従わないのよ!』ってなっちゃうわけ。『いや、私(知人Aさん)はaで様子を見てaでもbでもいいって言ったんです』と絶対この人の言っていることは違うなぁって。この人(同僚Bさん)はファジーじゃなくってパッと出ちゃう人だから『bなのになんでaも含めてやってんのよ!』って話になるのよ。でねぇ、それは先輩にいると凄くこの人やり難いの。素直にファジーはファジーで様子見で受け取って良いんじゃないの。簡単に言えば、(同僚は)単純な命令人間。それでねぇ、そうするとねぇ、僕はこれは変な言い方。。辞めざるおえないと思うし、それからこの人(職場Aさん)が、この人(同僚Bさん)をのさばらせている職場の雰囲気っていうものを含めてね、『この職場はもういいわ』と思ってしまっていると思います」


 後日、知人Aさんに尋ねたところ、そのようであるらしい。


 次に声が掛かっている仕事は合っているのだろうか? という質問には。。


 「えーっとねぇ、実はねぇ、差別はしない方(知人Aさん)なんですよ、だから僕は向いていると思うの、人に教えるとかそういうのとかね。ただひとつ言えるのは、今それもこの人引っ込み思案だからちょっと迷っちゃう。僕が言えるのは、天の流れからしてこれは運命的に。。天の縁だと思います。つまり簡単に言うと彼女の強くなるべく。。もうそろそろかさぶた出来た、厚くなりますよといったそういう運命を辿るから、そういう人に○○の仕事なら僕は受けたほうがいいと思います」


 「この職場とは相性いいんですか?」


 「先ず、(仕事の)内容は受けたほうが良いね。で、えっと~、○○(声を掛けられている仕事)ならいいと思う、相性悪いとは思わない。あのぉ~、最初は辛いかもしれない、だけどこの人に言いたいのは、とにかく慣れてごらん、ってね。少しは、例えば収まる平均とね、シッカリとした平均とがあるでしょ、例えばそうだなぁ、野球でいうと幼い審判が、『アウトだけれどこれならセーフにしてあげるね、ハイハイ』っていうのはね、幼い中庸だよね。ところがドンドンと大きくなって『二回続けてアウトって言われたけどアウトじゃないじゃん! ひいきしてるじゃないか』『いや、これ偶然、偶然アウトです』とかね、そういう中庸とは違うわけよ。小さなヤジロベエのバランスと大きなヤジロベエのバランスは同じだとしますよね、この人はまだ小さいヤジロベエなのよ。この人は、『私はこういうのになりたくない』と小さい中庸だから『この間、アウトだったから今度はセーフにしてやるよ』みたいな平均で見ている様な審判になっているから、堂々とした審判、大きなヤジロベエに持っていきたいのよ! だから堂々と本当にね、『アウトは続いたけどそれは偶然ですよ!』みたいなそっちの魂の訓練が必要になってきます。もう小さいヤジロベエは十分卒業したわけだから、大きなヤジロベエに持っていって欲しいの。で、僕はその話は乗るべきだと思います」


 「その職場で、また同僚Bさんみたいなのが出てくるっていう心配はないですか?」


 「いやっ、それを言ったらもう霧がない。それは基本的にないと思います。多少あっても堂々と出来るようになったりね、その為の訓練なんだから、うん、それは心配しなくていい。それを言ったら霧がない、まず、まずないけど、基本的に、今ほどはないってことね」


 「で、今彼氏がいるそうなんですが」と言いながら今度は彼氏の氏名を書いた。


 「何している人?」


 「仕事は聞いていないです」


 「はい、分かりました。。。。。えぇーっとねぇ、この人、二通りあるんだけれど、かなりデリケートな人です。でね、男性的な所と女性的な所が結構あってねぇ、まぁ、多分事務とか含めてね女性でも出来る仕事なんですけれども、なんか優柔不断な。。彼氏とはもう結婚の話しているの?」


 「あのぉ~、糖尿病と心臓病患って。。。」


 「あー! そうでしょ、そうでしょ!! あのぅ、張りがないのよ」


 「彼女は出来れば私が死水をとってやりたいっていうんですよ。死んだ後の苦しみを和らげることが出来るのは私だけしかいないと思っている、って言っているんですよ」


 「あーーっ、そういうタイプだね、彼女はそういうタイプだねぇ~」


 「このまま今の関係を続けていいんでしょうか? と。。。あと金銭的にかなり苦労させられているので、この先が不安とも」


 「そうでしょ、でしょ、そりゃそうだよな、当然そうでしょうね」


 「で、彼女は実は現在、別に家庭のある男と不倫関係をしているって言うんですよね。それで今の彼氏に対してはどうも気持ちが変わってきてしまった、冷めてきてしまったって事みたいです。不倫関係のほうはもう別れるつもりでいるらしいです」


 「う~~~~んっ。。。この性格はねぇ、また電話したりすると『分かったよ、また会いましょうか』って事になるのよ。その男性がどの程度のキャラか分かんないけど今ちょっと憶測するしかないんだけれども(不倫相手の名前は聞いてこなかった)。。。う~~んっとねぇ、きり切れないとは思うんだが、なんかこういうタイプってのはなぁ~。。。まぁ、簡単に言うと両方駄目だっていう事ですよね」


 「恋人と別れるか付き合っていくかに関してはどうすればいいんですか?」


 「はい、分かりました。ひとつ言えるのは、この男がぁ、じゃあ、素直ないい男で、それで病気なら分かります。でもそうじゃないんですよ、すごい優柔不断だったり、随分甘かったり、ちょっと約束を破ったり、歯切れが悪かったり、口だけではなかったりっていうのが、どぉーーしても出て来ましてね。。。でね、この男の為になにか無理な事をしてあげるのが良いことなのか、それだけ遣り甲斐のある人でしょうか、と迷うはずなんです、この場合。。で、ただ病気だけなら同情の余地がある。そして何とか彼女に尽くそうとしているとか彼女に心配させないようにしているっていうのが見えたら。。。ところが甘えているはずです! 彼女も見え始めてて、『人格がちょっとこれじゃあね』と。。。病気だから彼から逃げられないという気持ちもあるんだけど、僕はちょっとその意見は違うと思う。あの、病気でも何にしても、そのことは言い訳じゃなくね、『精神的にもうちょっとまとまりがないんだから、しょうがないじゃないか』というのは、鶏が先、卵が先で、シッカリしていないから病気になったともいえる。で、この人(知人Aさん)もまた物事をハッキリしないタイプで、天の流れで堂々と言うべきことはいうといったキャラを持って作っていけば当然。。『この人は病気だからそういう性格になったんじゃないな』と『やっぱりこの人は持って生まれたものがあるな』ってことが分かってくるはずだし、変な話、簡単に言うと、振る勇気を持つっていう事は物凄く大切なこと。で、このキャラだからこの病気になったんだと。優柔不断で女性的っていうか男か女か分からない女の腐ったような。。ちょっとそういう所あるんでぇ、『どんな病気だって、これは同情の余地はないぞ』と、あの性格をちょっと直して欲しいんだ、というのを段々段々気付き始めて彼女に弱い所があるから尚更昔は病気の男性可哀相だと思っていたけれど、『いやっ、違うぞ』という事にね、やっぱり病気は病気で別の問題、でこのキャラ違う違うホントは弱い人じゃない、ズルイ人だと見え始めると違いますよ。僕は、彼の魂の成長の為に振ってあげると。『自立してごらん、自立してごらん、頑張れ!』っていう気持ちで振ってあげるほうが彼の為になる。家(彼の実家)とかに頼ればいいんです、色んな病気に関してはね。僕は彼女は自分で断ったほうが。。。そうしないとこの人はまた病気に逃げてもっと病気を悪化させてね、彼女に頼ってくる可能性があるから、普段の生活でも多分、『養生しなさい』と言っても養生していなかったりね。それは彼女がいるから、彼女がいると養生せざるおえなくなる、食べ物がないからね。彼女がいるからちょっと養生しないで態と体壊すような事して『来てくれよ』みたいな所が、僕はあると視るけどね。僕は振ってあげたほうが彼の為になる。。と思います」


 「で、彼女は今後、結婚運はどうなっちゃうのかなと心配しているんですけれども」


 「う~~んとねぇ~、この人、結婚は結構難しいですよ。。。。一応、5年間は僕は言わないようにします。5年先になったら、これはちょっと今の努力で変わります。5年間はないでしょうね、5年から先もうちょっと努力したら。。。優しいとこあるのにポイントがないんだも~ん!」


 「ポイント?」


 「何についてどういう所まで私はこういう親切しておきましょうとかね、それがないのよ。ファーッと流されちゃう」


 「本人もそういうとこ分かっているようなんですよ、やっぱそういう星の下に生まれたんですかね」


 「ありますね、ありますねぇ~、例えばさぁ、そうだなぁ、皆で日本食を食べに行こうか、中華にしようか? っていう時に、『自分は全然分かんないからどうでもいいわ』ってなっちゃう。少し訓練するのよ。例えば、ほんのちょっとでも日本食より中華が良ければ、『中華がいいんだけど、いいよ、いいよ、日本食でも皆に合わせますよぉ』と、言うことをいってさぁ。。それとわがままとは違うんだから、それで自分でも『中華好きだったんだなぁ』と、フッと思ったりね、自分の心が分かんなくなってるんですよ。だから意見は自分で言ってみて、私、分かんないなら分かんないって言うのよ、『どうでもいいよ』じゃなくって『多分私は日本食欲しているのかなぁ』って後で分かるから。その表現上手みたいな最初からね、表現しないんじゃなくってやっぱ言うべきなんです。ちょっとそれがないよね。波風立てないのはいいんだけど、波風立てなさすぎて、まぁ~。。。逃げに回っている。意外に○○(声が掛かっている仕事)出来る人なのよ、この人。ある程度の器があってね、皆の前でしゃべらすと割りとスッとしゃべる所があるんだけれど、それを自分で押さえちゃているからぁ、頭の良いものもあるんだけれど、それとなんかこう、例えるとレーシングカーのエンジンをね、ちょっと回せば止めてちょっと回せば止めて。。。そんだけのパワーなのに小さな扇風機に(エネルギー)使っちゃっているとかね、ちょっとそういう所あるから、僕はこの人フル回転して欲しい。やれば出来るはずなんで、うん、そういうのが結婚とかそういう色々なものに繋がってきてしまうから、今とにかく、表現上手になっていくということを自分も気付き始めて、まぁ、結婚するのは10年ぐらい経って、努力したら出来るかもしれない。まぁ、今から5年ぐらいは努力しないと難しいんではないかなぁと」


 「はぁ~~、そうですかぁ~」


 「僕の場合は完全予知ではないですので」


 「でも、女性でも結婚するのに努力は要るんですか? 男性が寄ってくればハイハイと付いていけばいいじゃないですか!?」


 「いやっ、ちがっ、ちがっ、ちがっ、ちがっ、ちがう!!」


 「違うんですかぁ?」


 「やっぱり過去にねぇ、色んな男性に引っ掛かっているはずなんですよ」


 「ふぅ~~ん」


 「それからぁ、ん~、良い男性が近づいてこないとかね、『私の気になる男性は寄ってこないわよ』と、それは私のキャラの問題ですよね。嫌な男性が近づいてくる、またダラダラ付き合っちゃった。あの大好きなタイプが寄ってこないっていうのは彼女の努力じゃない!? ね。だからただただ受けるだけじゃなく、彼女もちゃんとしないと『彼女の好きな男性は寄ってこないよ』と僕は言いたい。だから彼女がアイデンティティーを持って自分も表現上手、器の大きさ、そういう訓練をして努力をしていれば良い男性は近づいてきたりするもんで、ただ受けるだけではないんです、人生っていうのは!」


 知人Aさんは、宿曜占星術で「�読宿」にあたりますが、生年月日を伝えていないのに千田さんは、不思議と�読宿の特徴をよく捉えたかのような透視をされていた。


 後日、知人Aさんに今回の結果を話したところ、かなり当たっているという事でありました。


                                  。。。。「知人Bさん編」へつづく