8月の終わりに差し掛かった頃だっただろうか、パンダのアドレスへ以下のようなメールが送信されてきました。


 
「江原さんのお弟子さんと言われている『まさきりさ』さんという方をご存知ないでしょうか?」


 。。。。?


 「まさ きりさ」それとも、「まさきり さ」。。。なのか??


 とりあえず、ググってみることに。。

 すると、出て来ました。


 どうやらその人の名前は、「正木 りさ」のようだ。


 正木りさ ヒーリング研究室 http://www.masaki-risa.com/


 HPに目を通してみると、鑑定コースは1時間、1万7千円のみ。。。。本来なら予算の関係上、軽くスルーしてしまうところだ。


 しかし、


 江原啓之氏に師事


 S.A.G.B.(英国スピリチュアリスト協会)会員


 ということであれば、話は別である。

 後日、予約の電話を入れて11月に鑑定を受けることとなった。。



 

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  予約をした後、鑑定料1万7千円を前払いで振り込んだ。すると数日後、案内地図や当日の注意事項などが書かれた便箋が送られてきた。




 

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 そして予約の日がやってきたので、電車を乗り継いで最寄りの明大前駅へ到着。

 駅から徒歩10分ほど歩いて辿り着いた鑑定室は普通の分譲マンションであった。


 「ご来室は、なるべくお時間ちょうどにお願い致します」と案内書に書いてあったので、3分前にエレベーターのボタンを押して上の階へ上がり、部屋のチャイムを鳴らした。


 「ピンポーーン♪」


 扉が開いた。。。するとどうでしょうか、出て来たのは絵本から飛び出したお人形さんのように、小柄で可愛らしいお嬢さまがお出迎えしてくれた。


 紛れもなくこのお嬢さまは、とても40代とは思えない正木りささんであった。


 『この人が訳あって江原啓之氏の下を離れたスピリチュアルカウンセラーか』と思いながら挨拶を交わした。


 そして、突き当たり奥のカウンセリングルームへ通されると、そこは白を基調とされたお姫様ルームのようにファンタジーな空気が漂っていた。


 壁にはマザーテレサのポスターが貼られ、壁に掛けられたDENONのミニコンポのスピーカーからは、瞑想用!? のイスラム系っぽい音楽が静かに流れている。


 ソファーに腰をかけると、申込書に記入するよう言われ、また5分後に来ますといい別の部屋へと入っていった。

 私は、差し出された申込書に名前・生年月日・電話番号など、そして相談内容を箇条書きに記入。


 再度、正木さんが入室し、いよいよあのお弟子さん!? である人の鑑定が始まった。。。


 「ちょっとお調べしますからお待ちください」


 正木さんは目を瞑り何かを霊視しているようだ。


 この間、約3分30秒。。。長い、今までの霊能者では最長記録かもしれない。


 そしてその第一声は、


 「今、なんか皆さんお勉強する時期だとおっしゃっているんですけれども」


 皆さんって?。。。。。私の後ろの人と交霊していたとは! 


 「何を学べば?」


 「あの~、ちょっとごめんなさいね、その前に、あの~。。。。あなたの背後霊団なんですけれどもね、まずメインの守護霊、生まれる前から死んだ後までず~っと変わらず守ってくださるっていうそういう存在としては、江戸時代の男性がいらっしゃるんですよ」


 「はい」


 「江戸時代の武士ですね。で、ただこの方は一般的な公務員、いわゆる江戸時代の武士は今でいう公務員だから、そういう存在ではあった方なんです。だからまずはあなた自身も普通に学校行って普通に勉強して普通に社会へ出て、って道としては選びやすいんですが、でもそれはあなたの天職ではないんですよ」


 「はぁ。。」 でも、東京で一旗揚げたいという野心があったんだけど。。やっぱり安定を選べば今頃は幸せになっていたんだろうなぁ。


 「天職っていうのは指導霊でみるんだけど、指導霊というのは趣味や仕事に関わる方。直接的に適材適所、ホント神様からどういう才能を授かって生まれてきたかってね、そういう部分で視るんだけれど、そこにね軍師っていってね、いわゆる戦略家、軍略家だよね、そういう方が入っている」


 「はぁ。。。凄い偉い人がまた(笑)」


 「うん、偉いっていうことで言っているんじゃないの、才能! うん、でだから今の世で軍略家っていうことになってくると、経営コンサルタントとか、あと社労士とか司法書士とか。。え~現実に経営者とかね、そういう風に経営戦略を練ってそれを現実に変えていくような、または経営戦略を練ってトップの方に進言していくようなそういう立ち位置にいた方が、あなたの指導霊といってその神様からのギフトだよね。そういう才能を持っていらっしゃる方がいる」


 「はぁ~~~」


 「で、それで、支配霊といって、守っている人間の10年から20年後を大きく人生設計してコーディネイトしてくださるようなそういう存在としては龍神。龍がいますね、で支配霊というのはね皆さんね、あなただけじゃなくって皆さん人間じゃないんですよ」


 「はぁ~~~」


 「うん、守護霊と指導霊って皆さん人間なんだけど、支配霊だけは皆さん人間じゃないの」


 「はぁ~~~」


 「で、あの~~、種類としては、龍神、天狗、弁天様、お稲荷さん、それとか天使とか妖精とか観音様とかお不動様とかそういういわゆる人間でない存在が、支配霊というお役目を担うわけね、そこに龍が入っている」


 こりゃまた凄いのが入っているもんだなぁ。。


 「で、龍が入っているっていう方はとにかくねぇ、あのぉ~性格的に厳格。厳しいとされているんですね、でもその厳しいという目が自分に向く。ようは、自己評価低いです。あの~『長所は?』って聞かれても語れない人が多い。でも『短所は?』っていうと、いつも言えるんですね。ようは、何事も常に自分の中で出来ることは出来て当然だと思っちゃっているんですよ。出来ることを褒めるんじゃなくって、人間何事も出来て当然。だから常に出来ないことばっかり数えてきちゃってる」


 全くその通りで、自己評価が低く長所を数えられずにいるのは、支配霊のせいだったのか。。。まいったなぁ、決して龍が良いという訳でもないんだね。


 「だから、目が出来ないことに向きやすいんですよね、だから自分の欠点を凄く知っている。だからぁ。。でも、何事も出来て当然ってことになってくると自分がどういう才能があって、何をしたら自分が飛躍発展をするのか!? それが分からない人が多いです。だけど凄くね、前向きになっている時っていうのはぁ、自分が出来ないところだらけだから頑張るっていうふうに『グヮヮーー-』って何でも活力持って何でも勉強しますって流れに行けちゃうんだけどぉ、だけどこれが一度テンションが落ちていっちゃうと『自分は何も出来ない、だから駄目だぁー』って堕ちちゃうんですよ。そうすると何も出来なくなっちゃうから、だからこの龍神様が憑いている方っていうのは、いかにモチベーション高めてね、プラス思考でいくかっていうのが人生での成功の秘訣になってくるの」


 《 これを読まれている面接官の方へ 》


 「長所は?」って質問して、迷っている応募者の後ろには、龍が憑いていると思いましょう!


 さて、戻ってつづきを。。。


 「うん、それからぁ、良い意味で聞いてねぇ、この厳格さがぁ、人に向くと良いんです。何故かっていうとぉ、自分の出来ないところを見抜く力があるでしょう!?」


 「はぁ。。」


 「だから人が出来ないところを探して見抜いてあげる力がある」


 「はぁ~」


 「うん、そうするとぉ、人の欠点を見抜いてぇ、その欠点をプラスに変える。あなたが何か学問なり学びがあればぁ、その人に対して指導者になれるんですよ」


 「うん。。」 学問も学びも全く無いんだけど。。


 「ようは、出来ないところを見抜くから」


 「はぁ」


 「うん、だからぁ、そのポイントとして見せられるのが指導霊で軍師がいらっしゃるから、だからそのぉ、経営的なことだったり税理士だったり会計士だったりぃ。。。えーそれからこの人、元々お坊さんだった方なのよね、お坊さん。ええと、この軍師がいらっしゃって、この軍師がお坊さんなの」


 「はぁ~」


 「で、お坊さんっていうのはぁ、あのぉ~元々、まぁ、こういう。。宗教的なことをねしていたわけだけれども、でも昔は医者であり、それからお薬屋さんであり、それからぁ、う~ん、仏教というものを用いて説法。。いわゆるカウンセラーであり、それからぁ、あと昔のお寺っていうのはぁ、老人介護施設だったりとか、あとそれこそそうですねぇ、う~~んっとぉ~、孤児院の施設でもあったから社会福祉とか社会貢献ね、お医者さんとか薬剤師とかそういった職とかが入ってきております」


 「ほぉ。。」 諸葛亮孔明とか天海みたいな人に私は後ろから操られているってことか。。。だとするとちょっと荷が重すぎるなぁ、現状の身の丈とは明らかに違いすぎじゃんよ。(汗)


 ハッ、ハードル高すぎっ。。。。 (_ _;)/~~~~" 降参! 指導霊様、許して。。

 自分としては、とりあえずゆとりのある生活がしたいんで、せめて貴族とか羽振りのいい庄屋さんとかにしておいてもらったほうがいいんだけどなぁ。。


 そしてこの後、適職の話へと続いた。。。


 「うん、ただぁその中で一個だけ用いて『これやれば!』っていうのは言えないの。それを選ぶのはあなただから。。例えば私どもでいうと、『あなたは、こういう世界は合っていますよ』っていうのは言えるの。だけど、『この中でどれを選ぶかは書き味を色々試してみて自分で選んでくださいね』っていうところまでは言えるの。だけど、『これだよ!』っていうふうに渡すのは、あなたが探し、あなたが実現し、結果に現す努力。。努力を奪ってしまうことになるからぁ、それは霊界はしないんです」


 書き味を散々試してきた人間なんで、一個だけ教えて欲しいとこなんだよねぇ。


 続けて正木さんは他の霊能者と同じようなことを言いだした。。


 「その範疇をその軍師がいらっしゃるからぁ、そのトップじゃないんですよ、2番手の位置でもトップと渡り合う位置なんですよね。だから歩兵じゃないんです! 歩兵じゃなっくってぇ、経営戦略を練ったりだとかぁ、あのぉ。。。とにかく経営者のサポートをしていくような、ダイレクトに。。。そういう立ち位地としてあなたの天職として向いた範疇になっているのよ」


 「確かに『トップになっちゃいけない』と言われているけど、まぁ、『サポート役ならいいでしょう』ということは言われたことありますねぇ」


 今まで複数の霊能者に言われてきたが、ここへ来て正木さんにも駄目だし喰らうとは。。。あれっ!? 今思い出したが昔、美容師のお姉さんに「No,2のタイプだと思う」って言われたことがあったが、あの美容師も、もしかしたら視えていた人だったのかな!?


                                    。。。。。。中編へつづく


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