前編では、政財界から芸能人まで訪れるという知る人ぞ知る山本印店で、熾烈な予約競争から店へ訪れるまでのレポートでした。


 後編では、鑑定内容を詳細にお伝えしてみたいと、テープ起こしをし、会話の編集を極力抑えて掲載してみたいと思います。


 「○○です、宜しくお願いします」 


 「印鑑を見せていただけますか」


 「はい」 持参してきた三文判を二本と実印一本を差し出した。


 そして印鑑をマジマジと見つめたあと、一番古い印鑑を見ながら先生は言った。


 「あなた以外、誰か使いますか?」


 「いいえ、私だけです」


 「年上の女性のお願い事、絶対聞かないようにしないといけないねえ」


 「あ、そうなんですか!?」


 「相談事には絶対のらないことだねぇ」


 「はぁ。。。。。」


 「一番気を付けなければならない人は、先輩の奥さんとかね、そういう大事な人の」


 「相談というと、金銭の事とかですか?」


 「うーん、それもそうだけれど色んなことを含めてね。。。。。コレは去年の12月から始まったことで今年の12月までだね」


 「はあ~~~~~」


 「去年の11月23、24日からあなたの運勢が変わっている。。。。。。一昨年の秋から去年の秋まで新しい世界へ行こうとしたねえ」


 「は~~~~~~」  当たり!!


 「外国へ行こうとしたねえ、それはね、お母さんの先祖側が『困る!』って」


 「ああっ、そうですか! ええ~~、じゃあ、どっち関係へ進めばいいんですか」


 「分からない! 僕には分からない、あなたの感覚の中へ入れてあるから自分で決めなきゃ、僕に聞いたってダメ」 そしておじいさんは続けてこう話し始めた。


 「それやっているとただ一人の人間でこの世は終わっ。。ちゃうよ。母親の遺伝子を残すにはあなたが子供を作ってもらわないと困るということだから、今からやる事は子供を沢山つくる事ができるかだな」


 「それはもうないんではないかと。。。。。」


 「だから、それだと意味がないんでウチへよこしたんじゃないの、母方の先祖が」


 「例えば印鑑以外で名前とかでもそういったものが視えたりするんですか?」


 「あなた、そういうこと言っていると結婚は無いね。。。。。ふふふっ」


 「あ~~~。。。。」


 「結婚と意識が別のところへいっちゃっているから。。。そう言っているから現実が無い」


 「あぁ~~~なるほど。。。」


 「だから印鑑全部綺麗なんですよ、純粋で綺麗だからあなたは裏が何も無いんだよ、裏がない人だから裏があると思っているんだよ」


 「。。。。。でも印鑑でなんで運勢は変わるんですか?」


 「変わらない! 変わるわけないじゃん、変わるんだったら自分でつくる。。。。。あまりに心が綺麗だから大人にならないまま生きているわけだ」


 「う~~ん。。。。」


 「結局こういうことなんですよ、こういう人っていうのはねえ、人を傷つける事が出来ないんですよ、精神的に。だから自分が傷ついちゃう」


 そして仕事の悩みを聞いてもらった。。。


 「自分の弱いところを逆に利用しなくちゃ。だからこういう人は人間の世界を超えちゃった人なんですよ、次元が少し違っているわけ、人間界とちょっと違った人かなとちょっと意識すると楽になるね、一般の人間と違うんだから、それだけ価値が高いんだから。。。低いんじゃない、高いんだ! だから何事も選ばないで仕事は人が敬遠することでも出来る人」


 「あ~~~。。。。」


 「それでね、こういう時、印鑑替えちゃダメですよ、今のを使ってください、こんな良い印鑑替えたら、かえってマイナス」


 「ちょ。。ちょ、ちょっと待ってくださいよお。。。いっ、印鑑のお金持ってきていますからぁ~」


 「知ってる、知ってるから言ってんじゃん、僕の事わかってないね、信用してないね(笑)」


 「そういう、なんか売ってくれない人いるらしいけど、それって先生との相性とか、嫌いな奴には売らないとか?」


 「ちがう、ちがう!」


 「じゃあ、金が無い人だから金を使わせたくないからとか?」


 「あなたが勝手に考えてるだけです、間違って考えないで。つまり、もったいないことしなさんなって。これだけ良いハンコを持っててね、何で換えるんだって。何故かっていったらね、これもこれもこれも全部ね、柘植(つげ)の木なの! 僕がいっちばん大事にしている木なんですよ。これを替えたら僕の方が怒られちゃうんですよ、実を言うと僕が最高に喜ぶ印鑑なんですよ、それをあなたが勝手に嫌がっている」


 「う~~~ん。。。。」


 「これなんか凄いよ、これ、あなたが持ってた印鑑じゃなくて母親が持っていた印鑑だよ、だからさっき言ったじゃない母親の先祖が言っているって」


 凄い! 確かに家を出るとき、母親が使っていた印鑑を貰ってきたものである。それで開口一番、私以外に誰か使っているか聞いてきたんだね。


 「この印鑑が人生足引っ張ってるって事ないですか?」


 「ない、ない! あなたさっき言ったでしょ、印鑑関係ないって言ったでしょう。だからこの印鑑は大事な印鑑なのにあなたが勝手に嫌っている。あなたがいけないって」


 「ん~~んっ。。。。」


 「だから純粋で綺麗な性格しているから、自分に自信を持たないと、逃げて歩いてばかりいるの。。。だから優しすぎるの性格が!」


 「じゃ、少し強くなれる印鑑ってのはないですか?」


 「無いって! だから、馬鹿だなぁ、まったくぅ~(笑)」そしておじいさんは続けてこう話し始めた。


 「これは一つでも悪い印鑑があれば僕も考えるけどね、これは印鑑換えても変わらない、大事なことは自分が変わること。。。。はい、こんな素敵な印鑑持ってて換えたら僕が怒られますから。あなた、自分で自信を持つことだよって言ってるじゃないの、こんだけ優秀な人なんだから」


 「印鑑ここで作ってもらえれば自信持てると思って何度も電話して、やっと繋がって電車乗り継いで来たのに」


 「言ってることは分かるけど、それはマイナス」


 「じゃあ印鑑を譲ってくれない人はどういうタイプなんですか?」


 「良い印鑑を持っているのに換えたら僕が怒られちゃうの、自然の世界に」


 「この印鑑は一生使ってもいいわけなんですか?」


 「僕は自信を持って言えるね! その人優しいから欠けませんよ、何しに来たんだろうと思うほどいい印鑑だよ」


 こんな感じで大どんでん返しを食らい、凹みながら家路に着いたのでありました。。


 そして数日後、不思議なことにその母親から貰った印鑑を見ると欠けていたのです。これは、山本印店でもういらないと私が言ってしまったのが原因なのだろうか、それとも印鑑が欠ける前に印鑑自身若しくは先祖か守護霊が私を山本印店へ導いたのだろうか!?


 それにしても、もの凄い霊能力者が東京には、まだまだいたものです。。。


 「で、鑑定料はいくら?」って聞かれてもねぇ、ハンコ屋さんだもん¥0でした。




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