卒塔婆への名前の書き方が分からなくなってしまい、隣に座っていた年配の女性にお尋ねした。その女性の顔を良く見ると、なんと! パンダの父方のお婆ちゃんにソックリな顔をしていた。

 そして話を聞いてみると、そのソックリ婆さん、旧姓もパンダと同じ苗字で、出身地も同じだということが判明した。

 用紙や卒塔婆に記入を終えた後、それを住職に見せる前にお弟子さんにチェックしてもらうことになっている様なので、記入した卒塔婆や用紙をお弟子さんのところへ持っていき、みてもらった。

 するとどうやら住職は歳なのでみやすい様に太めに記入したほうが良いと言われた。
 目がよく見えないのか、それとも視え難くなるからなのだろうか。。


 暫らくすると爺さんが入ってきた。そしてこの爺さん。。いやっ、御住職がまたおしゃべりで説法が好きな様であった。

 人の上に人が支えて人と書くといったような今時流行もしない金八先生風の説法を 「狼」は良い獣と書くから狼とか、その様なパンダにとってはどうでもいい説法を長々とプレゼンされた。


 そして祈祷者たちの反応が鈍い様だと、


 住 職「おーい! お前らっ、分かったかあ~、返事はあ~~!?」


 祈祷者達「は~い」

 。。。。新興宗教の洗脳みたいでちょっと気持ちが悪かった。

 それから住職は面白い話もしている様だったが、地元の人はこれで笑えるのだろうか、滅多なことではあんまり笑えないタイプのパンダはその場にいるのが辛かった。

 この時点で、卒塔婆だけお願いして帰ろうかとも思った。。


 そして住職は説法を挟みながら、リピーターの祈祷者から先に呼びアドバイスをしている。

 それもその祈祷者を呼ぶ時は、呼び捨てで呼んでいる。


 田舎の占い師はチヤホヤされるとこうなってしまうのだろうか、完全にお山の大将状態である。


 そうこうしている内に次から次へと祈祷者がやって来て、いつの間にかホントに100人ぐらい集まっていた。。。


 そして暫らくして、パンダも呼ばれた。


 勿論、パンダも例外ではなく大声で呼び捨て。。


 「○○(パンダの苗字)~~、 ○○○○(パンダの氏名)!!」


 「はーーい!」 返事をしながら住職の所へ行き、テーブルを挟んだ向かいに座った。しかし、初対面の人に呼び捨てされたのは学生時代の担任以来かもしれない。


 先ほど記入した用紙を見ながら住職は質問された。。

 「長男かい?」

 「はい」

 「お父さんは?」

 「あっ、次男です」

 そして、用紙にシャーペンで記入した字が読めないと言われ太く書く様に指示された。


 住職は全員との問答終わった後、本堂で祈祷やアドバイスがあるということらしく、パンダは本堂へと向かった。

 本堂へ行くと埋まった席の中、何故か悪くない場所なのに、一ヶ所だけポツンと席が空いていた。そこへ座ると、隣の人がコレも何かの縁なのだろうか、またまた先ほどの婆。。いやっ、年配のご婦人であった。


 「住職は酔っ払いみたいな人ですね、さっきの説法、なんか洗脳っぽくって。。。」


 「オッホッホッホッホッ~、確かにそう見えるかもしれないねぇ。。。でも、それが当たるのよぉ」


 そして目の前に座っている女性がこれまたお袋に似ていて気味が悪かった。


 この間、みかんやおにぎり、おまんじゅうなどのお供物の差し入れを頂きながら住職が来るのを待った。


 そして住職がやって来て、また説法を延々と語り始めた。。この間はハッキリ言って疲れるだけだった。


 そして、長かった説法も終わり、ようやく祈祷が始まった。。


 するとどうだろうか、酔っ払い爺みたいな住職は、なんと経典を見ずに長い経を丸暗記しているではないか!


 そして、祈祷者全ての卒塔婆や用紙を祈祷しながら視ているのだろうか!? 先ほどとは打って変わって、鋭く真剣な面持ちに変貌されたのでした。。。

                                               。。。。後編へ続く


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