東京都八王子市に信松院(しんしょういん)という曹洞宗の寺院があります。

 そこは織田信長の長男と婚約した武田信玄の娘松姫さまの墓所があることで知られてます。



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 私の住むマンションから徒歩15分程度とご近所にありながら10年間足を運んでませんでした。



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 お姫様が出家した寺だけにお城みたいな本堂にデザインされてます。



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 八王子は武田領だった山梨や長野とは歴史的にも縁が深かったりする地なんですよね。



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 山号は金龍山、開基は信松尼(武田信玄の四女・松姫)、開山は卜山舜越



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 山門の前に何やら気になる銅像がある。



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 甲斐国から落ち延びて来られた当時が偲ばれますね。



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 山門の扉には武田菱の家紋。

 では参拝してみましょうか。。


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 境内にはベルダムというカフェやブティックが併設されてます。
 


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  どうやらこのお城のような珍しいご本尊は観音様のようですね。



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 お堂内には立派な観音像が祀られてました。



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 この地で尼になられた松姫さまのお墓もあるようです。



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 お堂の下には八王子七福神の一つ布袋像が祀られてるようです。



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 大きな木彫りの布袋様が祀られてました。



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 台湾の寺院より寄贈されたみたいですね。



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 しっかりと撫でさせてもらいました(^-^;



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 この奥ですね。。



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 墓地の奥にあるようです。ちょっと行き難いなぁ

 けどせっかく来たので思い切って足を進めました。。



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 立派な木の下に松姫尼公墓はありました。



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 1616年4月16日没。享年56歳でした。



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 尼としての生活の傍ら寺子屋で近所の子供たちに読み書きを教え蚕を育て絹の織物を作り得た収入で3人の姫を養育する日々だったそうです。
 この時に伝えられた織物が後世八王子織物として発展していくことになりました。



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 尼となった後も武田家の旧臣だった八王子千人同心たちの心の支えにもなっていたそうです。

 心温まる地元の歴史に触れることが出来ました。(#^.^#)


 金龍山 信松院 公式サイト

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