イタリアのリモネ村というところに世界でたった38人しかいない特殊な遺伝子を持つポルタトーリという人がいるらしいです。 
 通常であれば染色体11番目の文字配列が『CGC』であるところ、ポルタトーリは『TGC』でAIMilano(アポA-1ミラノ)と呼ばれる遺伝子。このAIMilanoは通常よりも速くコレステロールの処理が行われるので血管にコレステロールが溜りにくくなるそうです。
 AIMilano遺伝子を持つ人はベーコンや脂の多い肉料理を食べても動脈硬化になるリスクが極めて低いようです。そしてまた体内で作られる善玉コレステロールも通常とは異なるたんぱく質で作られそれもまた動脈硬化の予防になっているという。

 すべてのポルタトーリたちの祖先を辿っていくと1654年のリモネ村に突然変異の遺伝子を持って生まれたホマロリ・ジョバンニという人物。この人もまた肉の脂身を沢山食べても血流はサラサラな健康体だったそうです。







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